〜ダイレクトボンディング 右上臼歯〜
2018年10月16日
右上の臼歯にダイレクトボンディングを施しました。
通常の詰め物を選択する場合、虫歯に対して周りの健康な歯を大きく削らなくてはいけません。
虫歯が1あれば3削ると言われるぐらいです。
なぜそんなに削らないと行けないの?虫歯のところだけでいいじゃないか!
と、なるところですが詰め物を選択すると言うことは、
詰め物が維持出来るような歯の形態にしないといけないからです。
その理由として、型どりが出来るように。
できあがった詰め物がしっかり周りの歯をつかんで維持出来るように。
…正直すごくもったいないです!
しかし、今回させて頂いたダイレクトボンディングでは必要最低限の削る量で
最終的に歯の形に戻していくことが出来る治療法になります。
またメリットの一つとして、通常の詰め物ならば欠けてしまったり変形したりすると
再度削って型どりからやり直していかないといけないのですが、
ダイレクトボンディングでは、欠けてしまったところだけ部分的な修復という事が出来ます。
そうすると…
必要最低限しか削らないので将来的に、【=歯を残せる】というところにつながってきます。
今回の患者様も、最終的な出来上がりを写真で確認して頂いて
『自分の歯との違いが分からないぐらい自然!』と大変ご満足頂けました。
少しでも歯を残すことの大切さが一人でも多く伝わりますように…