歯のメンテナンス

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  • 歯を失った方が必ずおっしゃる言葉。
    失って初めて歯の大切さを理解しました……」。
    これではいけない。

市販のリンス剤では、虫歯や歯周病を予防できません!

テレビを見ていると、「これで口をゆすぐだけで、歯周病(または虫歯)を予防できます!」と謳うCMを一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?

そのテレビCMでは、リンス剤がお口の汚れを流し切り、お口の中がピカピカに綺麗になる映像が流れていることから、多くの方が「このリンス剤を使えば、歯医者なんかに行かなくても虫歯や歯周病にならないんだ!」と誤解されているようです。

院長

はっきり申し上げますと、リンス剤を使用しても虫歯や歯周病を予防することはできません。むしろ、酸性のリンス剤であれば、長期的に使用することで歯を損傷させ、より虫歯の進行を助長させるという矛盾した結果を引き起こすことも考えられます。

そもそも、虫歯や歯周病を予防するためには「バイオフィルム」と呼ばれる汚れを落とさなければなりません。

しかしながら、このバイオフィルムは非常にやっかいなことにリンス剤で口をゆすいだだけでは除去できず、丁寧に行う歯磨きですらしっかり落とすことができないのです。
それでは、このバイオフィルムはどのようにして除去するのでしょうか?
それは、後述する「歯科医院で行うしっかりとしたクリーニング」が必要となります。

クリーニングを含め、当院の「予防」に対する考え方、そして体制をこれからご紹介します。

当院の予防処置の「考え方」そして「体制」

予防処置における当院の考え方、そして具体的に体制をご紹介します。

体制1.虫歯・歯周病予防だけでなく、もっと広い意味の予防を提唱

予防とは、「虫歯や歯周病を防ぐようにすること」と一般では考えられていますが、当院ではもう少し広い意味での予防を考えています。

院長2

例えば「歯並び」。
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病になりやすくなりますし、発音障害、精神的コンプレックスにもつながります。これを早期に是正することで、お口の健康、ひいては精神的安定も得ることができ、色々な意味での「予防」となります。
詳しくは矯正歯科をご参照ください。

また、既に歯が失われることで噛み合わせがおかしくなった場合、入れ歯やインプラント、ブリッジを入れることで噛み合わせを安定させ、しっかり噛めるお口を作ることも「予防」と言えます。

院長3

なぜならば、物をしっかり噛むことで脳に新鮮な血液がたくさん送り込まれるのですが、しっかり噛むことができないと、脳に新鮮な血液が行きわたらなくなり「認知症」の発症率が高まると言われています。

また、抜けた歯をそのままにしていると、他の健康な歯が倒れこんできてしまい、残った歯に噛み合わせの負担が集中し、その歯がグラグラしたり割れたりして失われるという悪循環が起こります。

つまり抜けた歯の代わりとなる入れ歯・インプラント・ブリッジなどを入れることで、お口の健康、そして、からだ全体の健康にもつながることになるのです。
詳細は、インプラントをご参照ください。

このように当院では、お口の中だけで考えるのではなく、身体全体からの健康管理を考え、アドバイス・ご提案をさせていただいております。

体制2.予防のプロである「歯科衛生士」の担当制

衛生士

歯科医院には、歯科医師以外にも「歯科衛生士」という国家資格を持った人間が在籍しています。歯科衛生士とは、「予防」「歯周病治療」のプロです。
当院では、患者様一人に一人の担当歯科衛生士がつき、責任を持って処置・管理を行います。

歯科衛生士

歯のメンテナンスは他の治療よりも「計画的な管理」「患者様のライフスタイルへの精通」「信頼関係」を必要とします。
これを達成させるためには、衛生士の技能、人間性、そして患者様情報の一元管理が大切となります。当院では優秀な衛生士を揃え、セキュリティを備えた情報管理を行っております。

体制3.「超音波スケーラー」と「手動のハンドスケーラー」の使い分け

お口の健康を維持するためには、歯垢(プラークとも呼ばれる細菌の塊)や歯石、バイオフィルムをしっかり除去することが大切です。用いる道具は様々ありますが、主に「超音波スケーラー」と「手動のハンドスケーラー」の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあり、交互に使い分けることで効果を発揮することができます。

超音波スケーラーの特徴

超音波の振動を使い、歯に付着した歯石等を効率よく除去していきます。

メリット

短時間で広範囲の歯石等を除去できる

デメリット

広く浅く歯石等を除去するので、歯石等の取り残しの可能性あり。

手動のハンドスケーラーの特徴

特殊な機材を使わず、手動で歯石等を除去していきます。

ハンドスケーラー

メリット

丁寧に時間をかけて行うので、しっかり歯石等を除去できる

デメリット

時間がかかる

当院ではこの2つのスケーラーを使い分け、効率よく、そしてしっかりと歯垢・歯石・バイオフィルムを除去していきます。最近では「効率」だけを重視し、超音波スケーラーしか使用しない医院が増えてきていますが、超音波スケーラーだけでは歯石・歯垢を除去することは出来ない場合があります。このような理由から、当院では2つのスケーラーの使い分けをしております。

体制4.適切な「ブラッシング指導」

虫歯・歯周病を予防するための適切なブラッシング方が存在します。
「バス法」「フォーズン法」「縦磨き」などです。
ほとんどの方がこのブラッシング法は実践されていません。といいますか、その存在すらご存じない方がほとんどだと思います。

ブラッシング

ブラッシングはただ磨けばよいというものではありません。
多くの方は「磨いた」という事実だけで満足してしまい、肝心の「汚れ」はほとんど落とせていないものです。

虫歯・歯周病を予防するには「ご自宅のセルフケア」と「歯科医院でのクリーニング」の2つが柱となります。この両輪のどちらか一方が欠けてもNGです。

当院ではこの適切なブラッシング指導、そして補助ツールとしての「歯冠ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしておりますので、このノウハウだけでも学びに来てみてください!!

  • デンタルフロス
  • 歯間ブラシ

予防処置の副次的効果-本来の歯の白さに近づけます!!

歯科医院での予防処置では主に歯石・歯垢を除去するのですが、この処置をすることで「本来の歯の白さに近づける!!」という患者様に嬉しい副次的効果があります。
これは歯石などを除去するとともに、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に除去できるためです。

つまり、定期的(2~3カ月に1回)にクリーニングに通うことで、虫歯・歯周病予防にもなりますし、歯の白さを維持でき一石二鳥ということです。

当院では歯を白くする方法として「審美セラミック治療」「ホワイトニング」も行っています。これらは「本来の歯の白さよりももっと白くする」治療法ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。

最後に、院長からのメッセージ

院長3

一般の方々は、
「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」とお考えの方がいると思いますが、事実は違います。若いころから歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、多くの歯を残すことが可能です。これはある統計でも証明されています。

歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないと分かりませんが、事実、生活の質が落ちてしまいます。快適な老後を送るためにも、早いうちから歯のありがたみを理解し、日々のブラッシング、定期的なメンテナンスを生活習慣の1つに組み込むことが非常に大切となります。

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